介護リフォームってなに??工事内容から費用目安までプロが解説

介護リフォーム

現在、日本は超少子高齢化社会です。今後よりいっそう少子高齢化が進むと考えられます。
これから必ず需要が増えるであろう介護リフォームについてまとめます。
ご家族の方が安心で安全な日常生活を送れるようにぜひご参考にしてください。

介護リフォームとは?

介護リフォームとは高齢者にとって暮らしやすい家、介護をする方にとって介護をしやすい家にする為のリフォームのことを言います。今後『老々介護』という老人が老人が介護をするのが当たり前な時代が迫っています。介護をされる方、介護をする方の両方がゆとりのある生活を送る為に非常に大切なものです。

まず主な介護リフォーム工事の内容は大まかに分けると下記の4つに分類します。

  • 手摺の取り付け
  • 段差解消
  • 引き戸への変更
  • 和式便所から洋式便所への変更

手摺の取付

まず最初に検討する工事内容は手摺の取付だと思います。また比較的に安く工事も行えますし、工事自体も数時間あれば完了するでしょう。少しでも必要と感じたら、気軽に検討しましょう。
DIYなどでも取付は可能ですが、万が一にでも施工不良があれば、命に関わる事故となる可能性がある為、プロに取付けてもらう事をお勧めします。
手摺を取り付ける箇所は様々です。代表的な4つをまとめましたのでぜひご参考にしてください。

手摺を取り付ける箇所

玄関上がり框

玄関の段差は大きく雨の日などは滑りやすい事ので足腰が弱まったら登り降りが怖いですよね。まず検討すべきでしょう。また靴を履くという行為が思っている以上に負担になります。健康な日常を過ごす為には高齢者には必須と言えるでしょう。

玄関ポーチ

一般的な住宅では玄関ポーチは階段になっている事が多く、転倒の可能性が高い箇所と言えます。スロープへの改修工事はどうしても高額になります。よって車椅子を利用する前の段階では必須と思います。

お風呂

浴槽から出る際や入る際に非常に便利です。またお風呂は滑りやすく、転倒すれば大事故になる可能性があるので手摺を取付けて、安心して入浴できる様に検討しましょう。

お風呂の出入り口

お風呂の出入り口への手摺は2パターンあります。一つ目は脱衣室に取り付けるパターンです。ドア付近ではバランスを崩し、転倒する可能性も高いです。二つ目は浴室内に取り付けるパターンです。浴室内は床が濡れていたり、段差がある場合も多い為ぜひ検討しましょう。

費用相場

最も多いのは2万円〜8万円です。取り付けるm数や下地の有無などで値段は前後します。
現地を見てもらい見積もりをしてもらう事が重要だと思います。

段差解消

一般住宅では段差が多くあり、高齢者になるとわずかな段差ですら大きな負担となります。お家の中での生活を安全に過ごす為には非常に大事な工事となります。
室内では敷居の段差を低くするか、床をかさ上げし段差を無くす工事が一般的でしょう。
屋外では玄関ポーチの階段部分をスロープに変更する方法があります。
コンクリートを打設し、タイルを貼るなどの本格的な工事もありますが、スロープを設置するのみの簡単な工事もありますので、まずは専門家へ相談してみましょう。

費用相場

室内の段差解消工事は3万円〜10万円程度です。ですが敷居のみの工事だと安価ですが、取り合うフローリングを重ね張りなどで段差を解消する場合は高額となります。
玄関スロープとして工事を行う場合は30万円〜50万円程度でしょう。
外構との取り合いやスロープの長さなどによって工事金額が変化します。現地調査が必須だと思います。
後付けのスロープであれば、2万円〜5万円程度と安価にて設置が出来るでしょう。

引き戸への変更

引き戸への交換は車椅子を利用するようになった場合に必要と考えます。開戸ではどうしても前後へ車椅子を動かすという動作が生まれ負担になります。
引き戸への変更工事は周りの壁への影響や敷居の設置など付随工事が発生する可能性が高く、費用が嵩むことも考えられる為に余裕を持った資金計画をしてください。

費用相場

30万円〜50万円程度かかるでしょう。既存の枠などを利用する工法などは10万円程度で済みますが、基本的には取り合う壁の解体から新設と工事範囲が広い為、工事代金が高額となります。

和式便所から洋式便所への変更

高齢者はしゃがむ、立ち上がるという動作の負担が多く、便所を利用するという当たり前の日常が大変な行動となります。また洋式便所の脇に手摺を取り付けるのも有効な手段と思います。
排水や給水設備は素人が行うと水漏れなどが発生する可能性あるため、しっかりとしたプロに工事をお願いする方が安心でしょう。

費用相場

10万円〜30万円程度かかるでしょう。周辺のタイルやモルタル部分の解体範囲や壁紙や床材の変更など意外と工事範囲は物件により変わります。また便器やウォシュレットなどの製品の値段もピンキリですので、ご自身の要望をしっかりとお伝えして、見積もりをしてもらう事が重要でしょう。

まとめ

以上が介護リフォームの代表的な4つの工事内容です。高齢者が住みやすい住まい作りは高齢者の負担を減らす事がもっとも大事な事だと考えます。そして現在の住宅では介護者の負担も多いです。また精神的な負担も多いこのご時世です。介護のしやすい住まいづくりも大事なポイントだと思います。
介護が必要となる前に、予防として手摺などの工事を早めに行うことも重要です。
この記事をぜひ参考にし、身近の工務店や大工さんに相談してみてください。

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